JR貨物などは6日、大阪府吹田市の吹田貨物ターミナル駅で、2025年大阪・関西万博に先駆けて全国の貨物駅で催すイベントの「出発式」を開いた。万博公式ロゴマークを付けたコンテナ列車も登場し、万博を発信。開幕に向け、期待感を高める。

 特別な装飾を施したコンテナ列車をバトンに見立てた。2年かけて、全国の拠点駅で地域の特産品や文化を発信するイベントを実施する。万博が開幕する25年4月、会場となる大阪湾の人工島夢洲に近い安治川口駅で最終イベントを催す。

 出発式で、万博を運営する日本国際博覧会協会の高科淳副事務総長は「各地の人々が万博に触れる機会になってほしい」とあいさつした。