地域の特色ある食材や食文化を生かした創作おむすびの「日本一」を決める「第1回ご当地おむす美大賞」(農林水産協会主催)の本選考会が27日、大阪市で開かれ、福島市の小学2年永岡皐君(8)が考案した「ふくしまリンゴおむす美」が大賞に選ばれた。賞金は50万円。

 地元産のリンゴを皮ごとカットして使い、爽やかな味わいに仕上げた作品。永岡君は「大賞に選ばれて夢のようです」と笑顔を見せた。準大賞は、イワシの煮干しやピーナツを使った千葉県大網白里市の佐藤安さん(49)の作品に決まった。

 ご当地おむす美大賞は、和食がユネスコの無形文化遺産に登録され10年たったのを記念し創設された。