埼玉県深谷市出身の実業家渋沢栄一の肖像画をデザインした新1万円札が7月3日に発行されるのを記念し、地元の埼玉工業大は27日、渋沢が関わった銀行や電力、メーカーなどの企業にちなんだかるた「百社一首」を販売すると発表した。販売開始は6月30日。

 渋沢は日本資本主義の父と呼ばれ、関わった企業は500社以上あるとされる。かるたの読み札には、それぞれの企業の特徴などを、取り札には企業のロゴマークを記している。

 サッポロビールは「北の国から東京へ ラベルの星はいちばん星に」。東京電力パワーグリッドは「東京に文明の光灯し出し 電気を届ける人がいる」と表現した。価格は1セット2750円。