百貨店のお中元商戦が本格化している。贈答だけでなく、自分と家族用に「プチぜいたく」や「自分へのご褒美」が感じられる品ぞろえを強化。猛暑が予想される今夏に合う彩り豊かなゼリーやアイスクリームも前面に押し出し、物価高で買い控えが広がる中でも特別感をアピールして攻勢をかける。

 三越伊勢丹ホールディングスは5日、日本橋三越本店(東京都中央区)にギフトセンターを開設。新型コロナウイルス禍を経た後、家族に贈る傾向が強まっているといい、高級感のある弁当や子ども向けのゼリーの詰め合わせを用意した。

 日本橋三越本店では午前10時のオープンと同時に客が続々と詰めかけ、商品を吟味する様子が見られた。これに先立つ決起セレモニーでは浴衣や法被姿の従業員らが「エイエイオー」と気勢を上げた。

 高島屋は、食べ比べができるアイスのセットなど自宅でプチぜいたくを感じられるグルメを提案し、能登半島地震で被害を受けた石川県のグルメコーナーも展開。大丸松坂屋百貨店はご褒美感を意識したチーズケーキなどスイーツを多く取りそろえた。