日本気象協会(東京都豊島区)は30日、2021年春の花粉(スギ・ヒノキ)の飛散予想を発表した。7月の日照不足などが影響し、九州から東北の広い範囲で、例年(11〜20年の平均値)より少ない。ただ、西日本から東日本では、飛散量が少なかった今年より多くなるという。北海道のシラカバ花粉は例年並み。

 春の花粉の飛散量は、前年夏の気温が高く、日照時間も長く、少雨の場合に多くなると言われる。気象庁によると、7月は梅雨前線が日本付近に停滞し続け、平年よりも日照時間が東日本で41%、西日本で54%と記録的に短く、気温も東日本で0.7度、西日本で1.2度それぞれ低かった。