北朝鮮からとみられる船の日本海沿岸への漂着事案は2020年10月〜21年3月の半年間に13件で、1年前の141件から9割減ったことが15日、海上保安庁への取材で分かった。朝鮮半島情勢に詳しい北陸大(金沢市)の福山悠介教授は「新型コロナウイルスの水際対策を徹底したい北朝鮮が、日本海での違法操業を自粛していることが背景にあるようだ」と分析。半面、中国船の違法操業は急増しており、海保が警戒を強めている。

 海保の集計によると、18年10月〜19年3月の219件が19年度後半は141件と3割減り、20年度後半はさらに少なくなった。