立ち食いそばチェーン「名代富士そば」の運営会社が、従業員らでつくる労働組合の安部茂人委員長と書記長を懲戒解雇したのは不当だとして、安部委員長らが解雇無効を求めて東京地裁に労働審判を申し立てたことが16日、分かった。労組が東京都内で記者会見して明らかにした。

 労組によると、申し立ては8日。申立書などによると、安部委員長らは未払い残業代の支払いを求めた別の労働審判で、改ざんした勤務記録を書いた手帳を証拠として提出したなどとして1月29日、懲戒解雇された。

 運営会社側は取材に「内容について確認できていない」としている。

 安部委員長は会見で「改ざんしていないしする意味がない。命を削って会社に貢献してきたが悔しい思いだ」と話した。支援するなのはなユニオンの鴨桃代委員長は「会社からの嫌がらせで、労組をつぶしたいという会社の姿勢によるものだ」と訴えた。