相模原市の本村賢太郎市長は7日、市役所で臨時記者会見を開き、2016年に入所者ら45人が殺傷された知的障害者施設「津久井やまゆり園」(同市緑区)で8月に実施予定だった東京パラリンピックの聖火採取を取りやめると正式表明した。「一番大切な遺族や家族に寄り添えていなかった」と陳謝した。

 本村市長は採火の実施場所に施設を選んだことは「間違っていなかった」と強調。遺族らから市に寄せられた意見の中に「(事件を)思い出したくない」「そっとしておいてほしい」などの声があったため、撤回に至ったという。新たな実施場所は検討中としている。