建設アスベスト(石綿)訴訟原告らが16日、被告の国との和解が実現する見通しとなったことを受けて東京・日比谷公園で集会を開いた。「建材メーカーの責任は国より重い」などと訴え、今後、石綿を含む建材を製造した企業の責任を追及し全面解決を目指す方針を確認した。

 原告や支援する労働組合関係者など計約800人が参加。夫正さんを16年、石綿が原因の「びまん性胸膜肥厚」で亡くした明智良子さんは「建材を作り続けた企業が憎い」と語り、謝罪を求めた。

 京都市の北村光子さん(78)も、夫晃朗さん=当時(64)=が肺がんで十数年前に他界。「企業の責任は国よりも重い」と指摘した。