静岡県熱海市の大規模土石流で、被災した伊豆山地区の住民男性が2010年ごろ、起点となった土地から約2キロ下の伊豆山港に土砂が流れ込んでいると、当時土地を所有していた不動産管理会社(清算)に抗議していたことが27日、男性への取材で分かった。09年前後に盛り土のための土砂搬入が始まっており、直後から被害が出ていたことになる。

 男性は10年ごろ、大雨が降った直後に伊豆山港に土砂が流れ込んでいるのを確認した。自身で流出元を調査したところ、今回発生した土石流の起点から流れ出していることが分かり、熱海市に相談した。