北海道・知床半島沖で観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故で、海上保安庁から依頼された専門業者「日本サルヴェージ」の潜水士が20日午前から実施していた、深い海での作業を可能にする「飽和潜水」による船内捜索を終了した。行方不明者は発見されなかった。引き続き船体引き揚げに向けた調査を行う。

 ロシアが実効支配する北方領土・国後島の西岸で新たに遺体が見つかったことが分かり、第1管区海上保安本部は乗客乗員の可能性があるとみて情報収集している。

 斉藤国交相は記者会見で、船体引き揚げに関し、可否や時期は「船体調査の結果を踏まえて判断する」と述べるにとどめた。