北海道・知床半島沖で観光船「KAZU 1」が沈没した事故で、専門業者「日本サルヴェージ」が23日午後、船体を海面下約20mまでつり上げた後、斜里町沿岸部の水深の浅い海域に向けてえい航した。24日にも同社の作業船「海進」に載せる。船体の損傷状況などが明らかになることで、事故原因の解明が進む可能性がある。事故は23日で発生から1カ月が経過した。

 国後島西岸で見つかったと19日にロシア側から連絡があった遺体が男性だったことも判明。近くで見つかった運転免許証から、乗船していた甲板員の曽山聖さん(27)の可能性がある。同島西岸では6日にも女性の遺体が見つかった。