北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん=失踪当時(13)=が5日で58歳の誕生日を迎えるのを前に、母早紀江さん(86)が1日、報道陣の取材に応じ「13歳の姿しか思い出せない。切ない。元気でいてくださいねとしか言いようがない」と胸中を明かした。

 北朝鮮が拉致を認めた02年の日朝首脳会談から先月17日で20年。川崎市で開かれた支援者集会の後、めぐみさんの弟で拉致被害者家族会代表の拓也さんらと共に取材に応じた。

 早紀江さんは生まれたばかりのめぐみさんを抱いた時の重さを思い返しつつ「(幸せを)奪ってしまう悪を、信念を持って動かしていかないといけない」と訴えた。