世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を巡る被害者救済法案が衆院を通過した8日、信者の両親を持つ元2世信者の小川さゆりさん=仮名=が国会内で記者会見し「短い期間で新法を作ることは、いろんな壁があると思う。奇跡に近い内容だと思う」と涙ぐみながら話した。「まだまだ課題が残っている。被害者がいることを忘れないでほしい」とも指摘し、議論の継続を求めた。

 小川さんはこの日、岸田文雄首相が出席した衆院の消費者問題特別委員会と本会議を傍聴。背筋を伸ばし、まっすぐに議場に視線を向けてやりとりを見守った。委員会では、一人一人の質疑が終わるたびに机の下で小さく拍手を送った。