日産自動車は27日、エンジンの発電系統に不具合があるとして「エクストレイル」「セレナ」、スズキブランドで販売する「ランディ」の3車種計52万7491台のリコールを国土交通省に届け出た。計3963件の不具合申告があった。うち27万7462台(2010年9月〜17年6月生産)は最悪の場合、火災が起きる可能性がある。

 国交省によると、車両火災が5件、部分焼損が6件あった。発電用の部品の軸受けが壊れて異常音が発生することがあり、使い続けるとエンジンが止まったり、火花が出たりすることがある。