【ロサンゼルス共同】長野県小谷村の栂池高原スキー場のコース外で29日に発生した雪崩で、死亡したフリースタイルスキー元世界選手権王者のカイル・スメーンさん(31)は日本の雪質を絶賛し、インスタグラムに「このために毎冬日本に戻ってくるんだ」と書き込んでいた。
米メディアによると、スメーンさんは米西部カリフォルニア州を拠点に活動。2015年のフリースタイルスキー世界選手権、ハーフパイプ(HP)で優勝するなど活躍し、18年1月にはワールドカップ(W杯)で1勝を挙げた。
雪崩の前にインスタグラムに雪の斜面を滑り降りる動画を投稿し「本当に楽しい地形」とつづっていた。