昨年7月の安倍晋三元首相銃撃事件を受けて辞職した前警察庁長官の中村格氏(59)が、日本生命保険の特別顧問に就任したことが3日、同社への取材で分かった。1日付。

 同社は「社会情勢、反社会的勢力への対応に関して助言する役職として適任と判断した」としている。

 中村氏は1986年に警察庁に入り、2021年9月、長官に就任した。昨年8月下旬、元首相銃撃事件を受けた要人警護の検証と見直し結果を公表した後、辞職した。