北海道警は25日、北海道電力泊原発(泊村)の敷地で警戒中だった警備部機動隊の20代男性巡査長が停車中の警察車両内で拳銃の実弾1発を誤って発射したと発表した。発射された弾丸と薬きょうは車内で発見された。けが人はいなかった。道警が詳しい状況を調べている。

 道警によると、誤射があったのは午後0時半ごろ。巡査長が拳銃入れ(ホルスター)から拳銃を抜いた際に弾が発射されたという。直後に本人が上司に報告した。巡査長は「銃器の状況を確認していたところ、誤って発射した」と説明しているという。