上皇さまの弟の常陸宮さま(87)が発熱の症状があり、2日午前、東京都渋谷区の日本赤十字社医療センターに入院された。宮内庁が発表した。3月に尿管結石を破砕する手術を受けて術後の経過は順調だったが、「大事を取った」としている。

 宮内庁によると、常陸宮さまは1日夜、38度台の発熱があった。解熱剤を服用して37度台まで下がったが、普段より食欲はないという。

 常陸宮さまは2月下旬から発熱を繰り返し、3月1日に同センターに入院した。尿管結石が発熱原因とみられ、ステントを留置する手術を受け、5日にいったん退院した。尿管結石を破砕するために20日から入院し、手術を受け、24日に退院した。