日本列島は17日、高気圧に広く覆われ、全国的に気温が上昇した。岐阜県揖斐川町では35.1度を観測し、全国で今年初めて最高気温が35度以上の猛暑日となった。気象庁によると、1993年5月13日に次ぐ、観測史上2番目の早さ。全国914観測点のうち30度以上の真夏日は290地点を超え、各地で今年1番の暑さとなった。

 各地で熱中症とみられる患者の搬送もあった。18日も福島、山形、前橋の各市などで猛暑日が予想され、東日本と北日本で暑さが続く見通し。まだ体が暑さに慣れていない時期のため、気象庁は、こまめに水分を取るなど熱中症対策を呼びかけている。