JR東日本は28日、東北新幹線の車内で容器から危険薬品が漏れたと想定し、乗客を誘導し避難させる訓練を仙台駅(仙台市)で実施した。昨年10月に東北新幹線車内で乗客の荷物から硫酸を含む液体が漏れ、子どもを含む4人がやけどを負った事故を踏まえた。

 訓練は、宮城県警や地元消防が参加。車内のデッキに置かれた白い紙袋から薬品漏れとみられる煙が立ち込めると「近寄らないでください」とアナウンスが流れた。JR社員が体調不良の乗客を避難させたり、駆け付けた消防隊員が薬品の検知や救護の手順を確認したりした。