国立公園制度の創設から2031年に100周年を迎えることを記念した千円銀貨の打ち初め式が20日、大阪市北区の造幣局で開かれた。環境省の北橋義明沖縄奄美自然環境事務所長らがスイッチを押すと圧印機が動き、貨幣ができる様子がモニターに映し出された。その後、会場ではできたての記念貨幣が披露され、来賓が虫眼鏡で模様を確認していた。

 今回の発行は、沖縄県の西表石垣国立公園、慶良間諸島国立公園、やんばる国立公園の3種類。31年までに国立公園34カ所全種類を発行予定という。

 記念貨幣は1枚1万3800円で各4万枚を販売。問い合わせは電話050(3615)6332。申し込みは6月3日まで。