東北福祉大(仙台市)は21日、自宅を離れて治療を受ける子どもに付き添う家族らが滞在できる施設を運営する公益財団法人「ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」と連携協定を結んだ。同大の学生や地域の人に、施設でのボランティア活動に積極的に参加してもらうことを目指す。

 財団によると、大学との協定締結は全国で初めて。学生や卒業生らが、施設での清掃やチャリティーイベント開催など、ボランティア活動するのを促す。施設での出前授業や見学会も行い、情報発信を強化。小児医療を地域で支える仕組みの構築につなげる。