熊本市の慈恵病院で親が育てられない乳幼児を匿名で受け入れる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)の運営に関し、約3年ごとに検証する市の専門部会が5日、報告書を発表した。匿名性の利点を評価する一方、母子の支援態勢を整えるため「最後まで匿名を貫くのは容認できない」とし、秘密を守りつつ実名を明かせる環境の整備を求めた。

 蓮田健院長は報道陣の取材に応じ「匿名でないと接触できない女性が多数いる。匿名だから救える命がある」と述べた。