4月に栃木県那須町で夫婦の焼損遺体が見つかった事件で、警視庁と栃木県警の合同捜査本部に殺人の疑いで逮捕された夫婦の長女で会社役員の宝島真奈美容疑者(31)が、既に同容疑で再逮捕されている6人のうち、実行役の男ら4人と面識がないことが28日、捜査関係者への取材で分かった。

 真奈美容疑者は、事件を主導したとみられる関根誠端容疑者(32)と同居し、内縁関係にあった。2人と夫婦は飲食店経営会社の運営方針を巡り対立があったとみられる。

 捜査関係者によると、真奈美容疑者は殺害現場とされる空き家を管理していた不動産会社の役員前田亮容疑者(36)とは事件前から面識があった。