28日午前4時55分ごろ、茨城県境町塚崎の首都圏中央連絡自動車道(圏央道)内回りで、走行中の大型トラックのタイヤ1本が外れ、対向を走っていたトラックの前部にぶつかった。トラックの男性会社員(29)=同県稲敷市=が左太ももを骨折する重傷を負った。県警高速隊は、タイヤが外れた原因を調べ、大型トラックを運転していた山口県防府市の男性運転手(47)から話を聞いている。

 高速隊によると、大型トラックには前輪にタイヤ2本、後輪に8本が付いており、外れたのは左の後輪。運転手は脱輪に気付かず走行し、約10キロ先の坂東IC付近で異常に気付いて停車したという。