与野党、接戦1人区へ注力 参院選、選挙期間折り返し

与野党、接戦1人区へ注力 参院選、選挙期間折り返し

 与野党党首らは参院選の選挙期間の折り返しとなった12日、接戦を演じている改選1人区などに入り、支持拡大に力を注いだ。安倍晋三首相(自民党総裁)は三重県で、老後資金2千万円問題を念頭に「(低年金者に)政治の光を当てる」とアピールした。立憲民主党の枝野幸男代表は長野、新潟両県で消費を拡大し、地域経済を活性化すると訴えた。

 全国で32ある改選1人区の結果は、参院選の勝敗の鍵を握る。首相は三重県伊勢市で街頭演説し「この選挙、年金が大きなテーマになっている」と言及。「政策次第で年金額を増やせる」と述べ、経済再生を通じて年金財政を強化すると力説した。北九州市で街頭演説した公明党の山口那津男代表は「年金は危ないと平気で言う人がいるが、不安をどうやって乗り越えるか考えるのが政治家の責任だ」と述べ、野党を批判した。

 長野県松本市に入った枝野氏は街頭演説で、介護士や保育士の賃金を増やし、介護や保育の現場での人手確保につなげると説明。「一人一人の暮らしに予算を回す。消費を伸ばして経済を回そう」と主張した。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は千葉市で演説し「アベノミクスに足りないところがあれば、それを補う」と強調。「消費の力を取り戻し、家計第一の経済政策にしないと日本は沈む」と語った。

 共産、社民両党の幹部は街頭で、物価や賃金の伸びより年金給付を抑える「マクロ経済スライド」中止をそれぞれ掲げた。共産党の志位和夫委員長は埼玉県所沢市で「減らない年金へ一歩を踏み出そう」と呼び掛けた。社民党の吉川元・幹事長は青森市で「安心できる年金制度をつくる」と述べた。

 日本維新の会の松井一郎代表は大阪府泉佐野市で街頭演説。年金制度について、若い世代が過重な負担を負うことがないよう抜本改革に取り組む考えを示した。


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