政府は、秋田、山口両県への配備を断念した地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」計画の代替策として、イージス艦2隻の新造方針を閣議決定する方向で調整に入った。来年度の防衛予算に反映させるため、自民、公明両党の了承を経た上で12月中旬を軸に想定している。防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」と「中期防衛力整備計画(中期防)」も修正する。複数の政府関係者が27日、明らかにした。

 地上イージスは、日本海で北朝鮮のミサイル発射に24時間体制で警戒に当たる海上自衛隊の負担軽減が主な目的だった。イージス艦の増隻で中国が海洋進出を強める南西諸島まで機動的に展開できる。