加藤勝信官房長官は10日の記者会見で、葛飾北斎の浮世絵の模倣画で東京電力福島第1原発の処理水放出を皮肉った中国外務省の趙立堅副報道局長を非難した。「感情的にあおっており、極めて遺憾だ」と述べた。削除に応じていないことにも不快感を示した。

 趙氏による処理水放出方針への批判に対し「科学的根拠に基づいていない。日本は中国を含む国際社会に透明性を持って積極的に情報提供している」と強調した。

 2019年度に中国の原発から海洋放出されたトリチウムの量は、日本による放出の5倍以上あったとも指摘した。