自民党政権や旧民主党政権での首相経験者が、31日投開票の衆院選に向けて各地で奮闘している。自民の安倍晋三元首相は首相時代の実績を列挙してアピールするのに対し、立憲民主党の野田佳彦元首相は自民政治を批判し、政権交代を訴える。

 「アベノミクスで格差が広がったと批判されているが、間違っている」。28日の東京都内の街頭演説。安倍氏は自身の政権時に子どもの貧困状況が改善したと真っ向から反論した。

 一方、舌鋒鋭く政権批判を繰り返すのは、立民の首相経験者だ。野田氏は26日、香川県内の街頭演説で「選挙の顔を替えただけで、自民党の中身は変わらない」と強調した。