防衛省は7日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画を巡り、設計変更を不承認とした沖縄県への対抗措置として、行政不服審査法に基づき斉藤鉄夫国土交通相に不服審査請求を申し立てた。移設計画の全面中止を訴える県の反発は必至。法廷闘争に発展する可能性が高く、工事の長期化は避けられない情勢だ。

 設計変更は、埋め立て予定海域で見つかった軟弱地盤を改良するための工事で、防衛省が昨年4月に申請した。沖縄県は今年11月、地盤の安定性を十分検討していないとして不承認としていた。

 斉藤国交相は、防衛省の申し立てを踏まえ、県の判断を審査する。