日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」は24日に東京で開く首脳会合で、国際社会に対する新型コロナウイルスワクチンの供給強化について合意する。共同声明に盛り込む見通し。途上国へのワクチン支援で影響力を拡大する中国に対抗する狙いがある。日本外務省関係者が21日、明らかにした。

 医療、保健はクアッドの主要な協力分野の一つ。バイデン米政権は「唯一の競争相手」と位置付ける中国をにらみ、クアッドの枠組みを重視している。地域間に残るワクチン供給の格差解消に向け、クアッドがリーダーシップを発揮する姿勢を示す形だ。