中央省庁の官僚有志でつくるグループ「ソトナカプロジェクト」は25日、人事院の川本裕子総裁に、民間などからの中途採用拡大を求める提言を手渡した。メンバーは中途採用組が中心。解決すべき行政課題が複雑になっており、人材の多様化が必要と訴えている。

 提言は、省庁による中途採用は歴史が浅く、十分に活用できていないと指摘した。主な課題としては、民間と異なり、応募者に対して仕事内容や求められる能力、年収額などを明確にしていない点を挙げ、改善を要請した。

 グループは3月に発足した。コンサルティング会社など民間企業出身で、霞が関の外と中を知る官僚ら約15人で構成している。