【ミュンヘン共同】岸田文雄首相は28日(日本時間同)、ドイツ・ミュンヘンの内外記者会見で、国内の電力逼迫を受け、安定供給の確保に全力を尽くす考えを表明した。「夏の供給力の確保に万全を期す。熱中症も懸念されるこの夏は無理な節電をせず、クーラーを上手に使って乗り越えてほしい」と述べた。原発について再稼働に意欲を示し、最大限活用する考えを強調した。

 参院選の与野党論戦で、政府が電気代の負担軽減策として検討中の節電ポイントに対し、熱中症などの健康被害をもたらすとの批判が上がる中、国内対策の説明に力点を置いた形だ。