岸田文雄首相は3日、先進7カ国首脳会議(G7サミット)の首脳声明に盛り込まれたロシア産石油の取引価格の上限設定に関し、現在の約半分になるとの見通しを示した。「今の価格の半分程度に上限を定め、それ以上で買わない、買わせない仕組みをつくっていく」と述べた。東京都内での街頭演説で語った。

 G7はウクライナ侵攻を続けるロシアへの制裁強化の一環として、ロ産石油の取引価格の上限設定を検討することで合意していた。首相は「平和の秩序が揺るがされる大きな事態に直面している。暴挙には大きな代償が伴うことを示さなければいけない」と強調した。