岸田文雄首相(自民党総裁)は、憲法改正の早期実現に向け主要人事を維持する方向で調整に入った。森英介衆院憲法審査会長、古屋圭司党憲法改正実現本部長は続投させる方針。今年の通常国会で改憲論議が進展した実績を評価したとみられる。秋に召集見込みの臨時国会でも改憲への理解促進を図り、首相が目指す早期の国会発議へ環境を整備する狙い。複数の関係者が19日明らかにした。

 7月の参院選では、改憲に前向きな「改憲勢力」が国会発議に必要な3分の2を確保。首相はさらなる改憲機運の醸成のため、現在の態勢が望ましいとの判断に至ったもようだ。