共同通信社は28、29両日、任期満了に伴う北九州市長選(2月5日投開票)に関する電話調査を実施し、取材結果を加味して情勢を探った。元国土交通官僚津森洋介氏(47)=自民、立民、公明、国民推薦=と、元厚生労働官僚武内和久氏(51)が激しく競り合う戦いとなっている。

 ただ、2割強が投票先を決めておらず、情勢は変化する可能性がある。共産党福岡県常任委員永田浩一氏(57)=共産推薦=と、広告デザイン会社社長清水宏晃氏(39)は苦戦している。4氏はいずれも無所属新人。

 固定電話で543人、携帯電話で320人の有効回答を得た。