公明党の山口那津男代表は5日、4月の統一地方選に向け、全国遊説を横浜市からスタートさせた。激戦区を中心に党幹部が遊説に回り、公認候補1500人超の全員当選を目指す。児童手当の大幅拡充や物価高への対応など、子育てや生活に密着した政策をアピールし、支持拡大を図る。

 山口氏はJR桜木町駅前で街頭演説し、児童手当を巡り、所得制限撤廃や18歳までの対象拡大を目指すと強調。「巣立ちのための児童手当だ。大幅な拡充をやり遂げたい」と訴えた。

 街頭演説後、記者団に「全員当選を目指し全力を尽くす」と改めて決意を語った。