日本維新の会は5日、大阪市内で党大会を開き、春の統一地方選で、約400人の所属地方議員を1.5倍の600人以上に増やすとした今年の活動方針を決定した。馬場伸幸代表は国政に関し「岸田政権に問題が噴出している。次期衆院選は案外早いとうわさされており、一刻も早く候補者をそろえて野党第1党を目指す」と述べた。
活動方針は、国政の現状を巡り「野党が政権の選択肢になっておらず、1強多弱の状態は続いている」と説明。「全国政党化を本格的に目指す」と記した上で、今後3回以内の衆院選の間に政権を獲得すると訴えた。
子ども政策について「教育無償化が、日本の未来につながると確信する」と強調した。