任期満了に伴う4月23日投開票の兵庫県明石市長選を巡り、暴言問題を理由に今期限りで引退を表明している泉房穂市長は25日、市内で記者会見し、後継候補として丸谷聡子市議(59)が無所属で立候補すると明らかにした。
市長選には他に自民党を離党した明石市議の林健太氏(40)や、元同県加西市長の中川暢三氏(67)が出馬予定で、泉氏が力を入れてきた子育て支援策の継承などが主な争点になる見通し。
丸谷氏は明石市議2期目で、主要政党の会派には属さず、公設民営のフリースクールの設立や生態系の保全などに取り組んできた。前回2019年の市議選では得票数が3番目に多かった。