公明党の山口那津男代表は21日、G7広島サミットの閉幕を受け、岸田文雄首相が衆院解散・総選挙に踏み切るとの見方を否定した。「国民は(サミットの成果を)高く評価し、支持率は上がると思うが、首相は総合的に考える。このことが直ちに解散に結び付くとは考えていない」と福岡市で記者団に話した。

 同時に「首相はいま解散をする考えはないと表明している」と指摘。一方で「いつ衆院選ということとは全く別に、党の基本的な基礎体力を培うことを実践していきたい」とも話した。