立憲民主党の岡田克也幹事長は3日、政府の「次元の異なる少子化対策」素案に関し、財源確保策の提示を年末に先送りした岸田政権を批判した。21日の今国会会期末までの衆院解散と、それに伴う衆院選があり得るとした上で「良い話だけ並べて選挙をやり、選挙後に増税するようなインチキな政治は願い下げだ」と述べた。千葉県木更津市の集会で語った。

 同時に「批判があっても正直に説明し、国民に判断してもらうのが政治だ」と強調した。早期解散を見据え、選挙準備を加速させる考えも示した。