国民民主党は5日、東京都内のホテルで2020年9月の結党以来初の政治資金パーティーを開いた。早期の衆院解散論がくすぶる中、次期衆院選での獲得議席増に向けて結束を確認。玉木雄一郎代表はあいさつで「衆院選へ抜かりなく準備を進める」と述べた。

 1993年の非自民党・細川連立政権への政権交代に触れ「日本の政治がもう一度大きく変わらなければいけない時代だ。新しい政治をつくる中核を担っていく」と訴えた。パーティーには、関係者ら1200人(党発表)が出席。玉木氏と距離を置く前原誠司代表代行は、地元日程の都合で欠席したという。

 最大の支援団体・連合の芳野友子会長も出席した。