内閣人事局は6日、今年4月1日付で採用した国家公務員のうち女性の割合が前年から1.5ポイント増えて38.7%となり、過去最高を更新したと発表した。2020年に閣議決定した「第5次男女共同参画基本計画」で定めた政府目標の「35%以上」を5年連続で超えた。100人以上を採用した省庁別では外務省が53.5%でトップ。

 内閣人事局によると、国家公務員に採用された9063人のうち、女性は3504人。幹部候補とされる総合職799人のうち女性は287人で35.9%となった。

 100人以上採用した省庁別では、外務省の次に女性の割合が多かったのは法務省49.5%、厚労省44.3%と続いた。