浜田靖一防衛相は9日の記者会見で、北朝鮮の「軍事偵察衛星」発射に備えて発出した自衛隊にミサイル撃墜を命じる破壊措置命令について継続する考えを示した。「北朝鮮による予告期間(11日まで)はまだ終了していない。警戒監視に全力を挙げる」と述べた。

 迎撃のため沖縄県石垣島などに展開中の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)に関し、撤収時期は「情報収集して適切に判断する」と説明した。