衆院3補欠選挙の投票率は、東京15区40.70%、島根1区54.62%、長崎3区35.45%となり、いずれも過去最低を記録した。補選は低投票率となる傾向がある。今回は自民党派閥の裏金事件を中心に論戦が展開されたが、投票率向上にはつながらなかった。

 これまでの3選挙区の最低投票率は、東京15区55.59%、島根1区57.94%、長崎3区51.58%だった。1996年に小選挙区制を導入して初めての衆院選が行われて以降、投票率が最低だったのは2016年4月の京都3区補選の30.12%。