林芳正官房長官は27日の記者会見で、国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルに対しパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの攻撃の即時停止を命じた仮処分(暫定措置)について「当事国を法的に拘束し、誠実に履行されるべきだ」と述べた。

 ガザ情勢に関し「危機的な人道状況を深刻に懸念している」と言及。「特に多数の避難民が集中するラファでの軍事作戦継続で、さらに多くの犠牲者が発生し、人道支援活動がより困難になる事態は許容できない」と強調した。