東京五輪の聖火リレーは、奈良県で12日午後も続き、世界遺産の寺などを巡った。世界最古の木造建築とされる斑鳩町の法隆寺の境内を通過。奈良市に入り、平城宮跡や薬師寺、興福寺を経て、夜に東大寺の大仏殿前でゴールした。

 大和郡山市では、これまで正式発表されたランナーの中で最高齢とみられる109歳で、産婦人科医として地域医療に貢献した賀川滋子さんが登場。トーチを掲げる装置付きの車いすに乗り、介助者に押してもらいながら沿道に両手を振った。

 ゴール地点が設けられた奈良市では夜、映画監督の河瀬直美さん(51)らが走った。河瀬さんは満面の笑みで東大寺の南大門をくぐった。