自転車トラック種目の全日本選手権最終日は15日、静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームで行われ、東京パラリンピックでロード種目2冠の杉浦佳子(総合メディカル)が女子3000メートル個人追い抜き(運動機能障害C2、3)を4分0秒471で制した。

 女子500メートルタイムトライアルは佐藤水菜(日本競輪選手会)が日本新となる34秒467で2連覇し、昨年大会に続いて短距離種目3冠を達成。東京五輪女子オムニアム銀メダルの梶原悠未(TEAM Yumi)がポイントレースを制し、5冠に輝いた。