体操の世界選手権(9〜10月・ベルギー)代表選考会を兼ねる個人総合のNHK杯第1日は20日、東京体育館で女子が行われ、宮田笙子(順大)が合計161.063点で2連覇を果たし、2年連続の代表に決まった。

 0.100点差で2位に入った15歳の岸里奈(戸田市スポーツセンター)が初代表に決定。3位の深沢こころ、4位だった4月の全日本選手権覇者の渡部葉月(ともに筑波大)は昨年に続いて代表入りした。全日本の得点を持ち点に争い、宮田は安定した演技で全日本2位から逆転した。

 残り1人の代表は、6月の全日本種目別選手権(東京)の結果を踏まえて選ばれる。